プロ麻雀カードから三尋木プロとかカツ丼さんとかを妄想してみた

ここ最近咲-Saki-成分に飢えていたんですが、25日発売のBGの咲日和で一気に渇きが癒されましたー。咲日和の大人の巻に外れなし!ですね。
更に、BDで遂に三尋木プロの設定が明らかになりましたね!

なんか色々と突っ込みたいプロフィールなんですが、一番嬉しかったのは神奈川県出身、しかも所属チームが横浜ロードスターズってとこ。これは、神奈川県生まれで、横浜ベイスターズファンの自分としては一生三尋木プロについていかざるを得ない。
そこで、今回は咏さんをメインとしてプロ麻雀カードから色々妄想してみました。なんか思いつくままに書き連ねたらかなり長くなってしまったのでご容赦を。何故こうなったのかわっかんねー。全てがわかんねー。

  • 三尋木プロの出身高校とか

まず出身高校の妙香寺ですが、これは神奈川に実在するお寺みたいです。これは新たな舞台探訪の候補地ですねー。

ようこそ妙香寺へ

HPを見ればわかる事ですが、このお寺はかなり歴史のあるお寺らしく、また「君が代発祥の地」、「日本吹奏楽発祥の地」としても有名らしいです。
ただ、君が代発祥の地といっても妙香寺で作曲された君が代は今の君が代とは別の曲調らしいですが。



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そしてgoogleマップによると、妙香寺の場所はここ。横浜でも屈指のおしゃれな地域ですね。マップを見れば一目瞭然なのですが周りにはフェリス、横浜雙葉などの女子高がたくさんあって、そこから最寄りの石川町は通称「乙女駅とも呼ばれるのだそう。詠さんもこの中のいずれかの高校出身っぽいですね。
ところで上記のフェリス、横浜雙葉、そしてちょっと離れた所にある横浜共立はいずれも明治の初めに修道女によって設立された、マリみてリリアンみたいな歴史あるキリスト系のお嬢様学校で、更にこの3校は中学受験において、俗に横浜御三家と呼ばれる入試の難関校でもあります。
つまり、咏さんは頭脳明晰なお嬢様、そして高校卒業後即プロ入りして日本一、更には日本代表の先鋒を務めている訳で、咏さんマジ完璧超人すぎる・・・。
ちなみに、この横浜御三家はいずれも中高一貫校で高校受験の募集はしてないので、恐らく咏さんはいずれかの学校に中学受験で入学した事に。
そうすると、小学生時代の咏さんは今より更にちっちゃな身体に日能研のNバッグとかを担いで塾に通いつつ、「全然わっかんねー」とかいいながら算数の問題とかをすらすら解いていた訳で・・・。やばい、なんか想像したらめっちゃ萌えてきた!

  • 二つ名とか

咏さんの二つ名は Cat Chamber。これは、カツ丼さんの Reversal Queen やすこやんの Grandmaster に比べると意味がかなりわかりづらいですね。直訳すると「猫の部屋」ってとこかな。
正直、これだけじゃ何が何やらですが。どうせなので幾つか無理やり仮説を考えてみました。ちなみに次の仮説のいくつかは咏さんのニコニコ大百科掲示板などを参考にさせてもらいました。

まず1つ目。この二つ名は特に能力を表すものではなく、三尋木プロの人となりそのものを表している場合。
咏さんっていかにも猫って感じですし、あの真面目なえりアナウンサーをも引き込む咏さんワールドからプロの間で「猫の部屋」と呼ばれるようになった、とか。

2つ目。chamberの意味には部屋だけじゃなくて銃の薬室という意味もあります。
この場合この二つ名は、雑誌のウィークリー麻雀TODAYや麻雀カードの記述にもあるような咏さんの圧倒的火力っぷりを表していると思われます。ただこれだとcatがよくわからないですね・・・。猫の銃弾?猫ガンマンとか?あるいは単に1つ目と2つ目の仮説の併せた二つ名なのかも。

3つ目。猫といえばこれ、シュレーディンガーの猫
シュレーディンガーは、箱の中に猫を入れる、というのを

A cat is penned up in a steel chamber
Schrödinger's cat - Wikipedia

と表現したそうです。ただ、仮に詠さんの能力がシュレーディンガーの猫からつけられたとして、これだけじゃなんの能力かよくわからないですね。

ここで、麻雀カードを見ると「首位打点王とゴールドハンド賞を受賞」とあります。
この辺りのタイトル表記は恐らくプロ野球からとられていると思うのですが、するとゴールドハンド賞は恐らくゴールデングラブ賞の事と思われます。
野球を詳しくない方の為に一応説明すると、ゴールデングラブ賞というのは、ポジション毎に最も守備が素晴らしい選手を表彰するものです。
ここから連想するならば、ゴールドハンド賞は先鋒や中堅の各オーダー毎に最も失点が少なかった選手を表彰する、みたいな賞じゃないでしょうか。

この場合、恐らく咏さんは単に高火力なだけではなく、守りもトップクラスに固いプロになります。すげー。
なので、この攻守変幻自在なプレースタイル→攻撃と守備が重なり合っている→シュレーディンガーの猫・・・みたいな連想で二つ名がつけられたのかもしれないですね。かなり強引な仮説ですが。

後は、後ろの猫が立先生の前作フェイタライザーのエイミーに似てるって意見もありますが、それだけでは二つ名との関連性は不明ですね。あるいはどっかの伝承にでも猫の部屋みたいなのがあるかもしれないんですが、猫はとにかく伝承やことわざが多いし、ちょっと英語で検索してもこれかなー?と思うのが全く引っかからないのでこれ以上はちょっと思いつかないですね。誰かこんな意味なんじゃない?ってわかる人がいればぜひ教えて頂きたいです。

  • 所属チーム名とか

咏さんの所属チーム名は横浜ロードスターズ(lodestars)。英語の意味としては、単数形だと北極星。ただここは複数形なので単に道しるべとか目標、指針なんて意味らしいですね。
ところで、ちょっと不思議なのはエンブレムにある「3」という数字ですね。
この数字は何を表しているのか色々考えられますが、僕としてはこれは今のロードスターが3代目のチームという意味じゃないかと思っています。
何故かというと――ロードスターがもし野球の横浜ベイスターズがモデルだったら――という仮定が正しかった場合なんですが、横浜ベイスターズの親会社はマルハ→TBS→DeNAと3代目の親会社だからですね。まぁ、これは仮説というより横浜ファンとしての願望みたいなものですが。

  • おまけその1 藤田プロについて


咏さんをやるついでにカツ丼さんについても、カードからわかる事ないかと思ったんですが、カツ丼さんはあまり妄想できるような記述はないですね〜。
まず、出身高校の弓振高校は咲-Saki-の世界の長野にある高校ですね。ただ、今年は予選で1回戦負けしてるので特に強豪という訳ではないみたいです。*1
ただ、カードによるとカツ丼さんの年齢は25歳。これって恐らく今年に26歳になる、という事だと思うのでその場合、カツ丼さんが高校を卒業したその年から、風越の連続県大会優勝記録が始まっています。*2
なので、近年の長野の県代表の優勝校は弓振→風越(6年連続)→龍門淵→清澄となりそうですね。久保コーチとカツ丼さんとの縁は二人が高校時代に対戦してから始まったのかもしれませんね。

後は出身大学の大岡山ですが、ここにある大学といえば一つだけ、東工大です。つまり、カツ丼さんは実はめっちゃ頭いい。咏さんも勉強できるみたいだし、この世界の麻雀のプロは高学歴が多いのかも。まぁ、透華がハノーヴァーの研究所に牌譜の統計を依頼するぐらいだし、野球のセイバーメトリクスみたいにカツ丼さんも大学で麻雀の統計学的分析とかを研究してたとしても不思議ではないですね。

  • おまけその2 すこやんのカードナンバーはいくつ?

BDの3巻には遂にあのすこやんが麻雀カードとして登場するらしいです。すこやんといえば咲-Saki-の世界で最強との呼び声高いプロ雀士。そこで、No.2と思われる詠さんのカードがS-02だった訳だからひょっとしたらすこやんがS-01なんじゃね?という予想があるみたいです。これには、すこやんは今半引退状態だからそれはないんじゃないか、という意見もありますが個人的には違う理由ですこやんのカードはS-01じゃない、と思っています。

これらのカードが封入されている「プロ麻雀せんべい」はプロ野球チップスを基にしたもの、と思われます。これはwikipediaからの引用ですが

基本的には3回に分けて発行され、第1弾(開幕前後に発売)は前年度に活躍した選手や移籍した選手、第2弾(6月ごろ発売)は4月に活躍した選手やルーキー、第3弾(9月ごろ発売)は前半戦で活躍した選手やオールスターゲームに出場した選手が取り上げられることが多い。
プロ野球チップス - Wikipedia

という記述と

ここのむっきーと文堂の合同合宿での会話が時間的に符合する事と、プロ野球チップスのレアカードの事もスターカードと呼ぶ事から多分間違いないと思います。*3
ここで、プロ野球チップスの2012年の第2弾のカードリストを見てみましょう。

2012プロ野球チップス第2弾リスト

一番下にスターカードのリストがありますが、番号がS-25から始まっています。これは、第1弾のカードがS-01からS-24まであってその続きから番号が始まっているからのようです。
よって、第2弾のスターカードである小鍛治プロのカードナンバーはS-01ではなく別の番号ではないか、と思われます。*4

そして上の画像のひとつ前のページを見ると、第2弾のスターカードは全部で20枚あるみたいです。よって、すこやんのカードナンバーはS-21からS-40のどれか、と予想してみます。
前のエントリーでは思いっきり恥ずかしい予想の外し方をしちゃったので、今回の予想は当たってるといいんですが・・・。

追記

普通にS-01でしたね・・・orz
というか、プロフィールがものすごいですね。元世界2位って・・・。こんなすごい成績ならひょっとしたらもう殿堂入りみたいな扱いで常にS-01という可能性もあるかもしれないですね。

  • 終わりに

第1弾のカツ丼さんと違って咏さんは色々妄想するネタが多くて楽しかったです。ひょっとしたら咲-Saki-の世界では三尋木プロはトップアイドル的な扱いかもしれないですね〜。これは宮永照の時みたいに、すこやんの咏さんに対する熱い後輩いびりが行われているに違いないですね、間違いない・・・。

まぁそこら辺はわっかんねーけど、なんにせよ今回のネタはあくまで妄想なのでどこか間違ってたとしても

ところで、こっちの世界の横浜なんとかスターズは後何年待てば優勝出来ますか・・・(泣)?

*1:咲-Saki-2巻 第8局「初陣」p.32

*2:咲-Saki-1巻 第3局「雀荘」p.164

*3:咲-Saki-7巻 第59局「豹変」 p.152

*4:この説が正しければ、詠さんは第1弾のスターカードになります。上の画像を見る限り第2弾のスターカードに詠さんはないみたいなので、矛盾は生じないですね。ちなみに上の画像についての別の考察も以前、エントリーで記したので興味があれば読んでみて下さい→小ネタ 咲-Saki-のプロの世界はリアルで魑魅魍魎の世界? - 私的素敵ジャンク