咲-Saki-全国編　第1局「上京」第2局「応援」感想

遅ればせながら咲-Saki-全国編のアニメの気になった点を書いていこうと思います。毎週、咲-Saki-のアニメが見れるなんてちょー楽しみだよー。最近あまり時間がとれない日々が続いてるんですが、可能なら毎週感想をきちんと書いていきたいですね。

1話は既に先行上映会で見ていましたが、それでもやはりTVで見るとまた違った感動がありますね。まさかの宮守が主役みたいな扱いで驚きました。このシーンで胡桃ちゃんが塞さんにトシさんたちが電車に乗っていたかどうかを尋ねたのはさり気ない伏線ですね。

姫様がいるここは控え室…なんでしょうかね？先鋒なら試合を終えてもう神社で休んでる可能性もありますが。もし、ここが控え室なら全国大会の控え室も他と全く趣が違いますし、永水は大会運営者から優遇されてるのかな？ひょっとしたら永水が修行の為に麻雀の大会に参加するようになったのは、大会運営者の誰かにそのように仕向けた人がいるのかなーとも思ったり。

末原先輩、いくのんの隣に座ってあげてｗ

部長のノートが読めそうで読めない…。ここに書かれてる文字については他の方ともtwitter上で話をしてみたんですが、恐らく一番上の学校名が「福岡県代表新道寺高校」でそのすぐ下の名前が「白水哩」部長の手元に「江崎」の文字が書かれてると思います。ただ、左のページに書かれてる文字は全く分からないですね…。名前は鶴田姫子と花田煌かな？という気はするんですが、横書きで右から左にページが進むのはおかしいですしね…。BDで読めるようになっている事を期待したいですね。

ちなみに、原作だとこのような文字が書かれてました。

ここからは2話。永水が泊まってる場所は実在する場所なのかな？明らかに旅館の見た目ではないけど、都心のどこかの庭園とかかな…。後ろのビルの形とかでどなたかわかったりしないですかね？

アニメオリジナルの1年前の回想シーン。気になったのは2点。1点目は霞さんは去年も大会に参加していたらしいという事。姫様を恐ろしいものから守るために彼女は常に側にいないといけないのかもしれませんね。
2点目は姫様が「みんなと一緒に麻雀が出来てとても楽しかったです」と言っている事。「一緒に楽しもうよ！」は咲-Saki-において何度も繰り返されているテーマの一つですが、*1同時に衣ちゃんなどに代表されるように自分自身の意志で麻雀を打つ事も同じくらい重要なテーマなので、眠っている間に神様を降ろして戦うという特性から打たされている側として語られがちな姫様からこの言葉を聞くことになるとはちょっと意外でした。あるいは決勝だとただの頑張り屋の小蒔ちゃんだったのかな？もし、彼女が修行の為にやっているのではなくてただ単純に麻雀が好きであるのならば、自らの能力の事を不満に思ってもおかしくないですが…。いつか、彼女の口からその思いが語られる日が来るのかもしれないですね。

ジト目のはるるがかわいい。この時のはるるは中等部なので、どうやら永水女子は高等部と中等部で同じ制服を着用しているようです。

このシーン、原作では鹿老渡高校の選手紹介が流れてるようでしたが、アニメではちゃちゃのん個人へのインタビューとなっています。ただ、原作に比べて街頭スクリーンの観客がずっと増えてます。これはアイドル的な人気を誇るらしいちゃちゃのんの人気の現われかな？

このシーンは何気ないシーンですが、阿知賀編からの進化を感じました。どこが変わったかというと控え室の原作再現度です。

原作では清澄と阿知賀は同じ控え室を使っているという設定があるのですが、ご覧の通り阿知賀編と全国編を比べると両者の控え室は全く異なります。

このように阿知賀編の各校の控え室を見比べてみるとわかりますが、原作はそれぞれ少しずつ内装が違うんですが、アニメでは全て同じ部屋の内装になってるんですよね。*2
こういった細かい所もきちんと原作を再現してくれるのはファンとしてはとても嬉しい事です。恐らくですが、阿知賀編から控え室の内装が変わった理由は全国編では永水女子が登場するからでしょうね。

先ほども書いたように、永水は控え室が他と大分趣が違いますし、何故か途中に橋がかかってたりしますから。

むっきーが見ていたプロ麻雀カードですが、何故か一人だけ半端ない再現度のとても人とは思えないプロがいました。*3他のカードは割と適当なのにこのカードだけ忠実に絵柄が再現されているという事は、きっとこのプロは今後の展開に大きく関わってくる重要人物なのでしょう(棒)

冷やし透華の治水がどういったものであるかは以前、龍門渕透華と「治水」と龍神様 - 私的素敵ジャンクにおいて考察しました。今回、牌譜がわかった事でまた何か新たな発見があるかもしれませんね。

咲-saki-全国編2話 [応援] 冷やし透華の能力は能力無効化か？ [ 麻雀漫画まとめ ]
フリテンリーチで流してアニメ第二話から冷やし透華の牌譜を東風荘形式で-再現しました

後、アニメスタッフGJ!と思ったのは冷やし透華の説明をしているシーンで純くんの「普段の透華の方がオレは好きだな」というセリフに対して衣ちゃんが笑みを浮かべるシーンが追加されている事。冷やし透華は確かにすごい強いし、衣ちゃんも最初は強い打ち手が増える事を単純に喜んでましたけど、打たされている事じゃなく自分の意志で麻雀を打つ事を選んだ衣ちゃんなら、そして透華が龍門渕という家族の中でどれだけ大きな存在なのかを考えたら、間違いなく純くんの言葉に同意するはずですよね。これはいい原作改変だったと思います。

2話まで見た感じ、咲-Saki-全国編は非常に原作を忠実に再現していますね。この丁寧さは非常に嬉しく思うと同時に最後に書いたようなアニメオリジナルのシーンでも良改変が今後も見られることを期待したいですね。

*1:ピンと来ない方は咲-Saki-　「楽しい」「遊ぶ」「お祭り」まとめ　とっぽい。などを参照してみて下さい

*2:原作の控え室については全国大会の控え室の部屋番号は試合結果を暗示しているのかもしれない - 私的素敵ジャンクで詳しく語ったので、よろしければこちらをご覧ください。

*3:原作でどうなってたのかは野依プロのプロ麻雀カードは既に原作に登場していたのかも？ - 私的素敵ジャンクをよろしければご覧ください。