シズの能力をそのイメージから考えてみるよ

今回の話は麻雀アニメ&麻雀ゲームあれこれ真鯛さんとお話していて思いついたネタです。シズの能力(?)が少しづつ明らかになりつつある中たくさんの方がシズの能力はなんなのか予想してるので、それに便乗する形で自分も何か思いつく事はないかなー、と。とは言っても、いつも通り自分では麻雀から何かを読み取る事は出来そうにないので、それぞれのキャラクターのイメージなどからシズの能力について考えてみました。とはいっても、はっきりとそれが何なのかわかった訳ではないのですが…。


前半戦のオーラスの1コマ。やはりシズの能力を考える上で、このレジェンドの発言をどう捉えるかがキーになりますよね。ここで他の方は「右2」の方に注目してましたが、僕はピンゾロの方に何らかの意味があるのではないかと考えてみました。ピンゾロ…つまり、サイコロの1の目が2つです。

ところで突然話は変わりますが、サイコロの1の目が赤いのは日本だけで欧米のサイコロでは黒なんだそうですね。昨日、初めて知りました。日本でも1の目が赤くなったのはここ100年ぐらいの事らしいです。その理由は諸説あってはっきりした理由はわかってないのですが、有力な仮説の1つにサイコロの1の目を日の丸に見立てたのではないか、というのがあるそうです。


お次は、先程の直前のコマ。シズが炎を出しています。…が、この表現はこれまで咲-Saki-では全く見られないものでした。これまでも咲-Saki-で炎を出しているキャラクターはいましたが(ゴッ倒すの時の咲さんとか準決勝のセーラとか)それらはいずれも目から炎が出ていました。

シズもその例外ではありませんでした。しかし、ここでシズの側に描かれているモノは炎というよりも火の玉のようです。

さて、それでは日の丸と火の玉、この2つを併せ持つモノとは一体なんでしょうか?…いうまでもなく太陽ですよね。つまり、シズの能力は太陽に関わる何かなのではないでしょうか?そして、その能力はピンゾロの時に最も効果が発揮される…だからここでレジェンドはこの局がシズとあわあわが戦えるかどうかが決まると言ったのかもしれないですね。

そして、シズに関わるもので太陽に関係するモノはぱっと思いつくので2つあります。
1つは咲-Saki-の魔物の代名詞として使われている天照大神。これはシズの名字の元ネタと思われる高鴨神社の祭神の1つに天照大神があるからですね。
そしてもう1つは先日、やましろ☆探訪記のひでさんがこちらの記事で書かれていた八咫烏です。詳しくはリンク先の記事を見て頂きたいんですが、ひでさんは穏乃=八咫烏説を主張していて、八咫烏も太陽の化身と考えられているのだそうです。

そして、ひでさんは八咫烏からシズの能力について仮説を提示しているのですが、ここでは八咫烏説の正否や古事記などは考えずにあくまでシズは太陽に関わる能力であるというそのイメージから彼女について考えてみようと思います。


さて、シズの能力が発動したと思われる相手はこれまで2人います。1人はあわあわでもう1人が衣ちゃんです。


どうやらこの2人は何らかの理由で能力が発動する事が出来なかった…とこれまでの描写から推測する事が出来ます。
今のところそれ以外にシズが何らかの能力が発動していると思われる描写はありません。とすると、この2人に共通する何かがシズの能力の発動のきっかけになったと考えられるかもしれないですよね。

衣ちゃんがシズから和了るつもりだった役は海底撈月、そして彼女の能力は月の満ち欠けに影響されます。一方のあわあわは名前に星が入っていて、彼女の能力の発動の際に常に暗い宇宙のオーラが描写されています。
つまり、2人のイメージにはそれぞれ「月」と「星」が反映されている訳です。つまり、彼女たち2人に共通する何か、そしてそれは太陽に関わる能力と繋がりを見い出せるもの…それは夜のイメージではないでしょうか?

とすれば、能力が発動できなかったのは何らかの理由でシズの太陽の支配力が彼女たちの支配力を上回った為なのかもしれません。そして、シズがあわあわの能力を破った時と今月号のラストには彼女が山の上に立つ描写があります。

これは、太陽が山の上に出た事で夜が明ける…そんなイメージが表現されているのではないかな〜、とそう思う訳です。

シズの具体的な能力については自分にはわかりませんが、今回の阿知賀編にはそのような印象を受けました。