メタルギアソリッド  思いがけず核の勉強になりました


二つとも昔からあるすごく有名なMADだったみたいなんですが、最近まで見てなかったんですよ。で、先日東方についてニコニコ大百科えーりんの項目見てたらメタルギアマリオについて言及されててその後は

メタルギアマリオを見る→むちゃくちゃ面白いな、これw→シリーズの他の作品やメタルギアソリッドのべつの動画も見る→やっべ、よくわかんないけど超面白そうじゃん!→やりたくなるとつい買っちゃうんだ! みたいな流れで

買ってしまいました・・・。

とりあえずメタルギアソリッド1と2をクリア。

え〜・・・上の動画を見てるだけですとスネークはただの変態キャラにしか見えなくて、実際最初にスネークの声をゲーム中で聞いたら思わず吹き出しかけたんですがw
けれどゲーム自体はすごく硬派。

僕はこういったアクション系のゲームをプレイするのは滅多にないんですが(特に3Dだとプレイしていると酔ってしょうがないので苦手なんですよね)なるほど「20世紀最高のシナリオ」と称されただけのものはあります、感動物の面白さでした。

1は初代プレステ、2はプレステ2の作品でもちろん2の方がグラフィックや操作性、ムービーなど様々な面で1より優れています。けど、シナリオ。この一点においては1は本当に素晴らしい。クリアするまであらかじめ操作に慣れている人ならば10時間もかからないと思います。現在のゲームではかなり短い部類に入ると思うのですがその中によくこれだけ詰め込んだな、というくらいにハリウッドも顔負けのスパイ映画のエッセンスが盛りだくさん。

特に個人的に興味深かったのが軍事アナリストであるナスターシャ・ロマネンコとの一連の通信による現在の核事情に関する講義。大学でも核に関する授業をとったことがあるのですが、その内容にも負けず劣らず、詳しくわかりやすくてとてもためになりました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2824718


もうね、彼女との会話やロマネンコがウクライナの出身でチェルノブイリの事故の関係者だった、っていう設定がただの通信相手で一回も実際には登場することのない人物に与えられてるんですよ!?間違いなくゲーム史に残る超名作だと思います。


それに比べると2の方は「愛国者達」とかでてきてなんだか話が広がりすぎかな〜、最初の方はなにがなんだかわからなくてちょっと序盤から中盤はだれるかな、という気が。後、2で主人公の雷電とヒロインのローズがあまり個人的に好きになれなかったですね・・・。
特にローズ。気持ちはよくわかるんだけど、あれじゃあ雷電の気持ちを動揺させて任務の邪魔をしているようにしか見えない・・・。





ちなみにメタルギアマリオで桑島ボイス中毒にされた僕にとってメイ・リンもパラメディックも出てこなくて、ひたすらオタコンと大佐ばかりと通信をする羽目になる2はやっぱりいまいちかな〜、なんて思ってしまいます。
かわいい女の子少ないしね←ここ重要