バカとテストと召喚獣4 今回はちょっと抑えめ?

バカとテストと召喚獣4 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣4 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

;">『何を言ってるんですかっ!いつもお姉さまに悪口ばかりいって、女の子として大切に扱おうともしないで!』
『うん。それは清水さんの言う通りなのかもしれない』
『だったら、お姉さまの魅力の何を知っているというんです!』
『確かにお姫さまみたいに扱っているわけじゃない。男友達に接するみたいに雑な態度になっているかもしれない。けどね―』
『けど、なんですか?』
『―けど、僕にとって美波は、ありのままの自分で話ができて、一緒に遊んでいると楽しくて、たまに見せるちょっとした仕草が可愛い、とても魅力的な―女の子だよ』

1年目にして、このラノベがすごい!にtop10いりし、来年にはアニメ化も!(するはず。いや、まじでしてほしいです)。バカとテストと召喚獣は今、最も注目を浴びてるラノベのひとつでしょうね〜。

この作品、クオリティーとその評判の割りにまだまだマイナーみたいでいまいち知名度は低いんですが間違いなくこれからブレイクするはずだから、ぜひ今のうちにチェックしとくことをお勧めしときます。あと秀吉かわいいよ秀吉。

この作品のストーリーを大まかに説明すると・・・

バカが
テストを受けて
召喚獣で戦う


・・・うん、意味不明だと思うけどほんとにこんな感じなんだ
この作品の場合、ストーリーは大して重要じゃなくて、とにかく主人公と仲間たちのおバカなかけあいを楽しむ本だと思います。あと秀吉。


さて、バカとテストと召喚獣も今作で5作目。(タイトルの数字は4ですが、短編集である3.5が出ているので)今までの長編3作が学園祭や合宿など、わりとはっきりした舞台設定がなされてたのに対して、今回はちょっとそこらへんが曖昧だったからかいまいち盛り上がりに欠けるところはありましたね。笑い成分も少なめでそこはちょっと残念。位置づけ的に今回は繋ぎってことなのかな?


その分を補うって訳じゃないんだけど、今回は吉井明久のかっこよさと島田美波のツンデレっぷりが強烈。上の引用もそのひとつ。(この引用からはこの作品の一番大事なバカっぽさが全然伝わらないのが問題だけどw)明久は結構キャラ人気あるみたいだけど、それも納得。いいやつだよね〜、ほんと。

前作から可愛さ大爆発の美波には今回もノックアウト。いや、ポニテツンデレで性格が男勝りでけどちょっと弱気になったりして・・・ってどんだけ俺のストライクゾーンど真ん中なんですか!女の子キャラでは間違いなく一番のお気に入り。(まあ、全てのキャラで一番っていったら、ねぇ・・・)

次回作はお泊り勉強会だそう。とすると、最近美波メイン続きだったから姫路さんがメインかな?
いや、やっぱりここは秀吉メインで・・・