咲-Saki-全国編 第9局「出撃」感想
このシーンで塞さんのモノクルの曇りがすーっと消えてなくなっていったのが面白かったですね。塞さんのモノクルははっちゃんが北家の時は基本的にずっと曇っているんだけど、終わったらその曇りもなくなっちゃうとか、能力が発動しているかどうかがすぐにわかってとても便利。
また、ずっと曇っていてもはっちゃんが北と東を鳴いた直後には目が見えなくなるぐらいに曇ってしまうみたい。という事はモノクルの曇り具合によって能力の強弱も計る事が出来る、という事なのかもしれません。
ところで、アニメの描写を受けて改めて塞さんの能力がどういうものかについての考察が幾つか行われているみたいですが、その詳細が「能力無効化」にしろ「望む牌が来ない」にしろどうして塞さんは配牌の時点で能力を発動させなかった(出来なかった?)のか、という点についての言及が全くなかったのがちょっと気になりました。多分、出来なかったという事だと思うんですが、これって塞さんの能力を考える上で結構重要なポイントなんじゃないかなー、と思ったり。
登場人物 | TVアニメ「咲-Saki-」シリーズスペシャルサイト
…と途中まで書いてたら思いがけずに公式で答えが出されていましたね。ふむ、「強者たちの和了りを"塞ぐ"力」ですか…。これはこれで色々気になる表現ですが、とりあえず塞さんの能力が和了りを防ぐものなら確かに最初から塞ぐ必要はないですよね。納得です。
鬼門にみんなを引きずり込むはっちゃん。「ウラキモンが決まりました」とも描かれていたので迷ってたところだったんですが、やはりはっちゃんの能力は「牌をさらして鬼門を開ける」方がメインの能力と考えていいんでしょうね。同時に、やはりはっちゃんに対する塞さんの「塞ぐ」は鬼門を閉じさせるという意味である事もほぼ間違いないでしょう。
霞さんは「大将戦が3着で回ってくるのは初めて」と言っていましたが、これはちょっと気になる発言でしたね。というのは、霞さんは去年のインハイにも出場していたらしいからです。という事は
- 去年のインハイの決勝では大将戦の時点で永水は2位以上だった
- 永水は3位以下だったけど霞さんは大将ではなかった
この2つの可能性が考えられると思うのですが…うーん、多分1.かなぁ。大将以外の霞さんってちょっと想像つかないし。
アニメになった事で姉帯さんのかわいさと怖さがこれ以上ないってぐらいに発揮されてましたね。この辺り、ころたんみたいだなーとも思ったり。
そして、背向のトヨネの姉帯さんはますます八尺様にそっくりですね。
姉帯豊音と山女について - 私的素敵ジャンク
こちらで詳しく書きましたが、八尺様と山女のお話は共通点が多いので、実際にキャラデザの参考になっていてもおかしくないんですよね。姉帯さんに関しては次回辺り、六曜についてのヒントが出てこないかが凄く気になりますねぇ。