(今更)キャプテンの目の色について気付いた事

絶対既に誰かが書かれている事だとは思うんですが。先日の咲-Saki-第109局[屈指]の巻頭カラーを見ていた時の事です。

お〜、今回のカラーは長野の4人かぁ。どうしてこの4人が選ばれたのかよくわからないけれど。やっぱり人気があるからかキャプテンが特に大きく描かれて…ってちょっと待って。う〜んどこか違和感が…って、キャプテンの左目の色が茶色だ!!

ずっと赤だと勘違いしてました…。これまでに何度もコミックの表紙やアニメで見てきたはずなのに思い込みって恐ろしいですね。

とまぁ、恥ずかしい話はここまでにして、なんでずっと僕がキャプテンの左目の色を勘違いしていたかと言えばそれはアニメ12話「目醒め」の

久「あなたの右目…綺麗ね。知ってる?青いサファイアは赤いルビーと同じ素材の宝石なのよ。」
美穂子「えっ…?」

この名言が強烈に印象に残っていたからというのは間違いありません。つまり、右目=サファイア、左目=ルビーを表していてそれと

アニメ第1作12話は、一般的にサファイアがルビーに劣るものと認識されていることを理解した上で見るべし
サキビアの泉 - 咲-Saki-ほんだし -

この事実から部長の意味深な言葉は「あなたは右目にコンプレックスを感じてるみたいだけど、どちらもすごく綺麗な瞳だと思うわよ。」とかそういう意味の口説き文句なのかと思ってたんですよ。まぁ、あの部長の事ですから単にTVの雑学番組で得たトリビアを話したかっただけなのかもしれないですがw*1

けれど、キャプテンの左目が茶色だとこの意味では通じません。(まぁ、茶色は赤に近い色なので明らかにおかしいという程でもないですけど)…じゃあ、他に何か意味が考えられるかなーと思って注目してみたのがルビーとサファイアそれぞれの石言葉です。

一般的にルビーの石言葉は「情熱・愛の炎・活力」など。一方で青いサファイアの石言葉は「誠実・慈愛・貞節」などと言われています。
さて、この石言葉なんですが…サファイア=キャプテン、ルビー=部長と見立てるとすごくぴったりだと思いませんか?
つまり、部長の意味深な言葉は「あなたは自分にコンプレックスを抱いて一見正反対に思える私に憧れを抱いているみたいだけど、実は根っこの部分ではすごく近くて私たちは同じような存在なのよ」っていう意味の部長の口説き文句なんじゃないかなー…と。というかどっちにしろナチュラルに口説いてるな、この部長。

以前の記事でも書いてもう何度か触れた事なんですけど、長野県大会決勝戦において部長とキャプテンは明らかに同じような存在として描かれているので、こういった考えもあってもいいんじゃないかなと思います。つまり、やっぱり部キャプは正義。*2

*1:ちなみに。この同じ素材の鉱石の事は一般的にコランダムと呼ばれ、その中に含まれる不純物の違いによって色が異なります。一般的にサファイアは青い宝石のイメージですが、宝石の分類としては赤いルビー以外の色のコランダムにはピンクサファイアとかイエローサファイアとか、全て色の後にサファイアをつけた名称を与えるのが一般的みたいです。サファイアの語源は青色を意味するラテン語から来ているので、厳密にいうとこの呼び名はおかしいんですが。なので、同じサファイアと呼ばれるものでも色によってはとても価値が高いものもあるみたいですね。

*2:実は個人的には部かじゅがすごく好きなんですがwあの2人はカップリングというより親友的な意味ですごく気の合いそうな2人だと思います。