とりあえずプレミア大好き

シーズンも終わりに近づいた今、後数ヶ月もしたらワールドサッカーダイジェストなどに来シーズンの各チームの構想が特集されるようになる時期ですね。普段はこの手の雑誌は立ち読みだけしてすませるんですが、この「理想の布陣」特集は好きでわざわざ買い求める事も多いですねー。

また次のシーズンが始まり、何ヶ月かした後にふと部屋の大掃除などをしている時にその頃の記事を読み直してみると、余りにその「理想」と「現実」との違いに思わず笑ってしまうこともしばしばです。(しかし、どうして掃除中の漫画や小説はあんなに熱中して読んでしまうのでしょうね・・・)もちろん記者が好き勝手に書いた理想なんて無茶苦茶で外れて当たり前、現実はそんな理想よりもっと妥協したものだ、といわれるかもしれませんがしばしばこの獲得候補リストに全くない超大物がいきなり移籍をかましたりするのがやはりヨーロッパサッカーの面白さの一つであるとは思います。


ただ、移籍の噂に関していえばほぼ一年中飛び交っている訳なんですが「これ、ぜったいてきとーだろ!?」と思わざるを得ないつっこみどころ満載な「××に興味」と書かれた記事が多いのもやはり事実。

たとえば、こんな記事。

チェルシーは、バルセロナのDFダニエウ・アウベスにすっかりほれ込んでいるようだ。英『デイリー・ミラー』紙が伝えたところによると、オーナーのロシア人大富豪ロマン・アブラモビッチ氏は、このブラジル代表右サイドバック獲得のためには、金に糸目をつけない構えのようだ。

 チェルシーは、アウベスがセビージャでプレーしていたころから誘いをかけ続けている。実際、2007年の夏には契約寸前まで至ったが、最後はセビージャのホセ・マリア・デル・ニド会長がオファーを却下して、移籍が白紙に戻った経緯がある。しかし、アブラモビッチ会長はまだあきらめてはいないようで、来シーズンに向けて再びアウベス獲得に乗り出すもようだ。

 とはいえ、バルセロナがアウベスに設定している契約解除に伴う違約金は9000万ユーロ(約115億3000万円)に上り、不況もどこ吹く風の同会長といっても、同選手の引き抜きのためには相当額のオファーが必要となりそうだ。
                         http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20090318-00000006-spnavi-socc.html


まず、この前のオフで30億以上かけて獲得したボジングワがチームに完全にフィットしているのにいくらなんでもまた何十億もかけてサイドバックを補強する、ということはないでしょ。後ろで補強するとしたら多分まず左SBのアシュリーの控えでしょうね。

後、アブラモビッチさん、無茶苦茶経済危機の影響受けていますし、確か離婚の慰謝料も相当高額だったようですし・・・。


まあ、こんな記事は大体みんなの興味をひくだけの為に書かれたものですし、真偽なんかぶっちゃけどうでもいいんですけどね。僕みたいなにわかサッカーファンが語りたがるのが目的。まんまと術中にはまっています。


ま、もちろんまずはリーグ戦とCLですけどね。チェルシー、なんとか優勝してくれないかな・・・