カエサルかっこいいよカエサル

ローマ人の物語 (11) ユリウス・カエサル ルビコン以後(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (11) ユリウス・カエサル ルビコン以後(上) (新潮文庫)

とりあえず目標をちょっとでも進めていこうと11巻を読み終えて今、12巻目の途中。

もう相変わらずのカエサルのかっこよさにほれぼれして仕方ないです。いや〜、これは確かに俺が女だったらほれてるね。間違いない。

けどこの中ではカエサルにはもう恐ろしいまでの自分に対する絶対的な自信があって、それがやさしさ(この言い方は適切ではない気がするんだけど、ちょっといい表現が思いつかなかったので。むしろ慈悲のほうが近いかな)の根底にある、ってことが繰り返し何度も強調されてて、じぶんにまだまだ自信が持てない僕としては考え込まざるを得ないですね。

もう昔っからよく「いいこ」だとか「やさしい」とかいわれたけど、自分にとってのそれはどっちかっていうと他人のためではなく自分のため、誰かに嫌われたくないとかそーいう思いがあったからだけって気がするし。「人間失格」の主人公そのままですね。
後、大人が子供に使う「いいこ」ってのはその子供にとっては「サイテー」と同義語だったりするし。軽々しく息子に「いいこだね」っていう親にはならないようにしよう、って思ったりします。
あ、ちなみにこれは「Papa told me」という作品のひとこまですごく印象に残っているシーンです。このマンガは自分の人生で間違いなくマスターピースな作品でみなさんにも是非呼んで欲しいです。

Papa told me 〜街を歩けば〜 (クイーンズコミックス)

Papa told me 〜街を歩けば〜 (クイーンズコミックス)

話は戻りますが、だからなにがいいたかったかっていうと・・・え〜と・・・カエサルかっこいいよカエサル、ってただそれがいいたかっただけですw

自分もこんな人間になりたいな〜、とは思いつつ多分こうやって憧れている時点でこんな人間にはなれるわけないんだってのはわかってはいるんですがねぇ・・・